私は何と戦っているのか
時々、訳もなく重苦しい気持ちがやって来る。
自分は役に立たない人間だ、
何もしてあげることが出来ない、
自分が無能で役に立たないから、
自分は生きている資格がない、、
しかし、本当にそうなのか、、、
私は自分をだましているのではないか、という想いが降りてきた。
もしかしたら、自分は何も出来ないという設定にしておけば、
自分の人生の責任を負わずに済むから、
その分を誰か他の人に肩代わりしてもらう為の、
無意識の口実だったのではないか、、
自分で書いていてもコワい裏舞台がちらちらし始めた。
それは、遡れば子どもの頃、
親のコントロールから逃れる為に、親の期待から逃れる為に、
自らを「無能者」とすることで、生き延びてきたのではないのだろうか。
いつの間にか、「無能で役に立たない私」というキャラクターを
磨き上げて、生きてきてしまったように思えてきた。
でも社会に出てから、そのキャラクターを更新しなかったので、悲惨な結果となった。
そこで、今度はそのキャラクターを使って、自らが他人をコントロールするという手段に切り替えたのかもしれない、、マインドがやたら活発化する。
勝手に作り上げたキャラクターは、本当はもう必要ないのに、
いつまでそれにしがみついているつもりなのか、、
戦うものなど、もう何もないのにね。